AIで捏造した「体験談」はなぜGoogleにバレるのか

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  • これからはAIに書けない記事を書く必要がある
  • 書き手の実体験が何より重要だ
  • 体験談が入っていると記事の評価スコアが上がる

AIで記事を書く話をするときに、上記のような「体験談を入れろ」という主張は必ず見かけることでしょう。もちろん私も例外ではなく、自分の記事ではそれを心がけていますし、クライアントにもその話ばかりをしています。

必要に応じて、Googleの検索品質ガイドラインを学習させたAIを使い、実際に体験談を盛り込んだ記事を採点させ、高得点が出ることをデモして見せることもあります。

ただ、そんな時にあるクライアントから「素朴な疑問」が投げかけられました。

「体験談自体をAIが作って、それをそのまま公開すれば、Googleでも上位表示できるんじゃないですか?」

なるほど、確かに。私自身にも、そうした邪悪な考えがよぎったことがあります。

その質問を受けた時は、咄嗟に「嘘はいつかバレます。捏造するという不誠実な姿勢自体が、いずれ何らかの形でGoogleに伝わるはずです」と精神論的な回答をしてしまいました。でも実は、Googleのアルゴリズムにも「偽物の体験談」を弾くロジックが存在します。ちゃんと根拠があるんです。

もしかすると「AIが進化すれば、いつかバレない嘘もつけるようになるのでは?」と思うかもしれません。ですが、Googleは文章の「もっともらしさ」だけでなく、「付加価値のある情報か」「誰がどんな文脈で発信しているのか」という多角的な視点から真偽を判定しています。

そこで本記事では、私自身の備忘録も兼ねて「Googleが具体的にどうやってその嘘を見抜くのか」という技術的な根拠やアルゴリズムの仕組みをおさらいし、「ネットで嘘をつくことが、サイト全体に与える致命的なリスク」について解説します。

この記事を読むとわかること
  • GoogleがAIによる捏造コンテンツや「偽の体験談」を見抜く3つの技術的ロジック
  • 低品質な記事の放置がサイト全体の検索順位に及ぼす致命的なリスク
  • AIを「執筆」ではなく独自の一次情報を整える「成形」に活用する方法
  • 競合サイトとの差別化を図るための、AIを用いた「空白地帯」の調査方法

この記事の著者

屋嘉比 馨
Kaoru Yakabi

ボーダーヘイズ・ジャパン代表
/ ウェブ解析士 / Udemy講師

上場企業のインハウスマーケターとして営業リード・採用獲得のWeb戦略に従事したのち独立。「Webマーケティングの民主化」をミッションに、中小企業への計測環境構築やAI活用支援を行う。Udemyでは受講生7,000名超・ベストセラーコース多数。

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Googleが「捏造」を見抜く3つの技術的ロジック

AIが生成したエピソードは、人間が読むと「よくできている」と感じるかもしれません。しかし、Googleの検索エンジンは、人間とは全く異なる「数学的・統計的な視点」で記事をスキャンしています。

「Googleは嘘をどうやって見抜いているのか」という課題に対しては、以下の3つの影響が大きいと考えられます。

  1. 経験を裏付けるノイズ(人間っぽさ)があるか
  2. インフォメーション・ゲイン:検索エンジンにとって付加価値があるか
  3. ナレッジグラフ:それを語るに相応しいか

それぞれ見ていきましょう。

1. 「経験(Experience)」を裏付けるノイズの欠如

ご存知、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の最初の「E」(経験)です。

2022年、Googleは評価基準であるE-A-Tに、新たに「Experience(経験)」の頭文字を加えました。

参考:E-A-T に Experience の E を追加 – Google検索セントラルブログ

人間が書いた体験談には、AIが模倣しにくい「特有のノイズ」が含まれます。

  • 具体的な固有名詞や数値:現場にいた人しか知り得ない極めてニッチな情報
  • 独自の画像データ:AI生成やストックフォトではないオリジナルの写真や手書きのイラスト
  • 感情の解像度:一般論ではない具体的で複雑な状況下での葛藤や発見

AIは「一般的な成功談」は書けますが、「その時、その場所で、あなただけに起きた特殊な出来事」を生成することはできません。 Googleはこの「特殊性」の有無を、一次情報のシグナルとして検知しているとされています。

ただし、「具体例や固有名詞を入れてリアルな体験談を書いて」などとAIに指示すると、真偽を判定するのが難しい「それっぽい体験談」を簡単に生成することができてしまいます。こうした精巧な嘘は、検索評価ガイドラインを拠り所にするだけでは網をすり抜けてしまいます。

「人間っぽいノイズ」だけではAIの嘘を見抜くのに不十分だということです。

2. インフォメーション・ゲイン|検索エンジンに新しい情報を付け加えているか

「人間っぽい」嘘の文章を見抜くにあたって重要な技術が、Googleが取得した特許(US20200349181A1)に記されている「インフォメーション・ゲイン」です。

インフォメーション・ゲインとは、上記のGoogleが取得した特許に基づく概念で、ある記事が「他のページにはない独自の情報をどれだけ含んでいるか」を測る指標です。

Googleは、検索ユーザーが上位サイトをすでに読んだと仮定し、その上で次に読む記事に「新しい発見や付加価値」があるかをスコア化しています。つまり、ユーザーが知りたいことに関連し、かつ他の記事と違うことが書いてあるほどスコアが高くなるということです。

この特許自体は、元は音声アシスタントが情報を読み上げる際に、すでにユーザーが知っていることを長々と説明して時間を浪費することを防ぐための技術です。それがGoogle検索のアルゴリズムにも取り入れられています。

このインフォメーション・ゲインの技術を使い、「記事の内容が、他の記事とどの程度重複しているか」を判定しているわけです。AIが生成するエピソードは、どんなに詳細に書かれていたとしても本質的には「インターネット上に既に存在する膨大なデータ」を学習し、その統計的な確率に基づいてもっともらしい文章を組み立てたものです。つまり、既存情報の「平均化」や「組み合わせ」に過ぎません。

人間には「本物っぽく」感じる文章も、Web上にアップされたものをGoogleが見れば「既知の情報の言い換え」であり、検索結果に新しく付け加える価値(インフォメーション・ゲイン)がゼロであると判定されるということです。

自分の書いた記事がどれほどのインフォメーション・ゲインを有するのか知りたい場合には、以下のようなプロンプトをAIに投げかけることで、擬似的に判定することもできます。

# 依頼:インフォメーション・ゲイン(情報増分)の評価
以下の記事を読み、インターネット上に既に存在する一般的な情報(平均的な回答)と比較して、
「このページでしか得られない独自の価値」がどれだけあるかを判定してください。

## 評価軸
1. **既知情報の割合**: 検索すれば誰でも書ける内容が占める割合。
2. **情報増分(ゲイン)**: 独自のデータ、具体的な失敗談、ニッチな固有名詞など、他サイトにない要素。
3. **予測可能性**: 文章の展開がAIにとって「予測通り」かどうか。

## 出力形式
- インフォメーション・ゲイン・スコア(100点満点)
- 低ゲインと判定された箇所の指摘
- ゲインを高めるための「具体的な不足情報」の提案

"""
(ここに判定したい文章を入力する)
"""

最近ではレポートや卒業論文、エントリーシートの内容までAIで書く人がいるそうです。上記のプロンプトを使うと、そうした不正を見抜くこともできそうですね。

言い換え記事が無価値になった理由

かつて、SEO記事の制作方法といえば「上位記事の見出しを網羅し、上位記事が満たしていない情報を付け加える」という、「スカイスクレイパー」と呼ばれるテクニックが主流でした。競合記事の真似をするだけで検索順位が上がる時代は確かにあったのです。

しかし、インフォメーション・ゲイン(情報増分)のロジックを知ると、この手法はもはや時代遅れどころか、逆効果にさえなり得ることがわかります。このアルゴリズムの変化に対応できていないメディアは、「最近、順位が取れなくなった」と悩んでいるはずです。

もちろん、競合記事よりも飛び抜けて優れた解説(図解や動画を交えた)ができるなら、スカイスクレイパーが有効な場面もあるでしょう。とはいえ、大多数のメディアにとって「SEOの難易度は上がった」というのは間違いありません。

3. ナレッジグラフ|それを語るに相応しいか

次にGoogleが駆使するのが、現実世界の「事実」を網羅した巨大なデータベースである「ナレッジグラフ」です。

Googleは、Web上の膨大な情報から「このドメイン(企業・個人)は〇〇業界の専門家である」という定義をナレッジグラフ上で行っています(たとえ検索結果に情報パネルが出ていなくても、内部的には常に「このサイトは何の専門か」がスコアリングされています)。

参考:Google のナレッジグラフの仕組み – ナレッジパネルヘルプ

この「発信者の実体(エンティティ)」と記事内容がズレたとき、AIを使ってどれほど精巧な「もっともらしい体験談」を作ってもGoogleには見抜かれてしまいます。

象徴的な事例が、2025年に起きた「HubSpot(ハブスポット)の検索トラフィック急落」です。

B2Bマーケティングの権威であるHubSpotは、長年「SEOの成功モデル」とされてきました。しかし、自社の専門領域(CRMやマーケティング)から外れた「著名人の名言」や「退職願の書き方」といったトピックで、大幅に順位を落としたのです。

参考:HubSpot’s SEO collapse: What went wrong and why?

ナレッジグラフ上で「マーケティング支援のプロ」と定義されているHubSpotが専門外のトピックを語ることは、「エンティティとしての整合性に欠ける」と判断されたということです。たとえ検索ニーズを完璧に網羅していても、「語る資格のない発信者」によるコンテンツは、現在のアルゴリズムでは価値を否定されるのです。

例えば当サイトの場合、ナレッジパネルは表示されませんが、おそらくGoogleは「Web解析の知見あり」といったカテゴライズをしているはずです。そんな状況で、当サイトに突然「おいしいカレーの作り方」とか「ボンボンドロップシールの作り方」のような記事を書いたとしても、(たとえその記事が高品質だとしても)検索順位を上げることが難しいでしょう。

著者にその分野での活動実績がまったく見当たらなければ、どれだけ立派な文章であっても、それは「根拠のない独り言」として処理され、検索エンジンに評価されることはないのです。

というか、そもそも事業領域と関係のない発信をする必要がないですよね。

これが、「SEOは地道な積み上げが重要である」という理由です。「我々はどんな企業か(私はどんな人物か)」を徐々にGoogleにわかってもらい信頼関係を築いていく。人間関係と同じようなことを、Googleに対しても行わなければならないということです。

そう考えてみると、信頼関係を築いていく過程において必要なのは、記事を書くということだけでは不十分です。「その記事を書くに値する経験」を積み上げていくこと、つまりはSEO以外を頑張ることが、結果的にSEOに効果があるということなのではないでしょうか。

安易な「捏造」が招くサイト全体への致命的なリスク

ここまでの話を聞いて、「バレた記事の順位が下がっても、また別の記事を書けばいい」と考える方もいるかもしれません。しかし、現在のGoogleの評価システムにおいて、その考えはハイリスクです。捏造や低品質なコンテンツを放置することは、サイトという資産そのものを腐らせる「毒」を盛る行為に等しいからです。

質の低い記事を書くくらいなら、むしろ記事を書かないほうがSEO的には少なくともマイナスにはならないのです。

記事単体の評価はサイト全体に波及する

近年のGoogleアルゴリズム、特に「ヘルプフルコンテンツ」の概念が統合されたシステムでは、評価はページ単位だけでなく「サイト全体」でも行われます。

有用でないコンテンツ自体だけでなく、そうしたコンテンツを比較的多く含むと判断されたサイトにあるコンテンツも、表示すべきコンテンツがウェブの他の場所にあると考えられ、検索での掲載順位が下がります。

Google検索セントラルブログ

例えば大企業でSEOに取り組んでいるとしましょう。ある部署で良質なコンテンツを発信していたとしても、別の部署ではGoogleを欺くような低品質なコンテンツを発信し続けている場合、前者の部署も道連れとなってしまいます。

一度マイナスのラベルを貼られてしまうと、たとえ後からどれだけ素晴らしい記事を書いたとしても、サイト全体の評価が重石となり、すべての記事が検索結果の上位に上がらなくなります。

もしかすると、あなたが戦うべき相手は検索結果のライバルではなく、自社内の他部署が書いた低品質コンテンツなのかもしれませんね。

「静かな下落」と長期的な回復不能リスク

「最近、公開した記事に順位がつかないことが多い」と感じるのは、何もSEOの難易度が上がったせいだけではないかもしれません。

Googleからのペナルティには、大きく分けて「手動対策」と「アルゴリズムによる評価下落」の2種類があります。手動対策は、Googleの担当者が目視でサイトを確認し、明確なガイドライン違反があると判断した場合に下されるペナルティです。スパム的な自動生成コンテンツや無断転載などの著作権侵害などを行った際に発動されます。こちらはサーチコンソールを通じて通知が来るので気づくことができます。

一方の「アルゴリズムによる評価下落」は、手動対策とは違いサイト管理者に通知されません。自動的に「低評価」の判定がなされ、徐々に順位が下がっていき、気づけば多くの記事が検索結果の圏外に飛ばされているということです。

低品質記事の多くは、後者の「アルゴリズム」の対象となります。一度アルゴリズムによって「低品質」と判定されたサイトが信頼を回復するには、コンテンツを刷新してから数ヶ月、場合によっては1年以上の長い沈黙期間を耐える必要があるというのが恐ろしいところです。Googleからの通知もないので、表面上は「なぜ順位が上がらないのか」がわからないという状態です。

ただ、Googleはヒント(というか答え)を提供してくれています。チェックリストの一部を抜粋すると以下のようなものがあります。

  • コンテンツが他のソースを参考にしたものである場合は、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示すものですか。
  • 自分でもブックマークしたい、また友人に教えたりすすめたりしたいと思えるページですか。
  • コンテンツには、雑誌、百科事典、書籍に掲載または引用されるような価値がありますか。
有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 – Google検索セントラル

耳が痛い方も多いでしょう。正直なところ、私自信もこれらの問いに対して自信を持って「当てはまる」とは言い切れない場合もあります。

ですが、「検索順位がつかない」と悩んでいるのなら、まずはこれらのチェックリストに最低限「どちらかといえば当てはまる」くらいのレベルで応えられるよう、コンテンツをブラッシュアップすることが必要です。

AIを「執筆」ではなく「成形」の道具に変える

「AIが作ったエピソードがダメなら、やはり人間がすべて手書きするしかないのか」と絶望する必要はありません。大切なのは、AIの役割を「ゼロから生み出すツール」から、自社にある素材を「整えるツール」へとシフトさせることです。

Googleも「AIを使ったこと」自体で評価を下げることはないと明言しています。

AI や自動化は、適切に使用している限りは Google のガイドラインの違反になりません。

AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス – Google検索セントラルブログ

重要なのは「何を使ったか」ではなく「独自の価値があるか」です。以下の記事で解説していますが、実際に私の運営メディアでも、AIを「成形」に活用した記事が検索上位をとっている事例がいくつもあります。

そうした記事をいかにして生み出しているのか、私が実践していることを簡単に紹介します。

「コンテンツの種」となる一次情報を掘り起こす

Googleが求めているのは、ネットのどこを探しても見つからない「あなただけの情報(一次情報)」です。そうした一次情報は、意外に身近なところに転がっています。

  • 個人の体験や感想:例)新ツール導入時の「ここが使いにくかった」という不満や、施策が失敗した際の反省
  • アクセス解析データ:例)自社サイトの「サイト内検索」でユーザーが入力した生のキーワード
  • 顧客の生の声:カスタマーサポートへの相談内容や、商談中に投げかけられた鋭い質問(本記事もこれが起点になっています)

こうした情報が、AIが決して生成できない前述の「インフォメーション・ゲイン」の源泉になります。

以下の記事で、私の一次情報の獲得方法について解説していますので、詳しくはこちらをご覧ください。

AIの役割を「電動ノコギリ」として定義する

私は、AIの役割は木工における「電動ノコギリ」に近いと考えています。

木材を切り出す工程を劇的に効率化してくれますが、「どんな形に切り出すかを決める」「磨き上げるて仕上げる」といった工程は職人(人間)の仕事です。この「人→AI→人」の流れで作ることで、品質とスピードを両立させます。

STEP
主張(種)を作る(人間)

「ネットの情報を調べる」のではなく、新聞記者のように「現場の事実」を取材し整理します。論理的でなくて構いません。思いつくままに書いたメモでも、有効な文章の「種」になります。

STEP
成形する(AI)

自分が書いた「種(一次情報)」をAIに渡し、「読者に伝わりやすい構成に整えて」と指示します。AIはここで初めて、その強力な言語能力を「整えるため」に発揮します。

STEP
仕上げ(人間)

AIが出力した構成案に、自分の言葉で「熱量」や「感情の解像度」を加えます。最後にサンドペーパーで磨くように細部を整えることで、AI特有の無機質さが消え、血の通った記事になります。

成形する時にも、電動ノコギリ(AI)を制御するのは人間です。方向性や禁止事項を定めて、自分自身の目が届く範囲で動いてもらいます。

この辺りの考え方については、以下の記事でも触れています。

「差別化」のために競合調査を行う

これまでの競合調査は「上位記事にある情報を網羅する」ためのものでした。しかし、これからは「上位記事に書かれていない、自社だけが語れる空白地帯を見つける」ために調査を行います。

こうした、「定性的な分析を大量に行う」という調査も、AIの得意領域です。私の場合は、競合記事を抽出した上で、以下のようなプロンプトで検索結果の空白を探っています。

# 依頼:競合分析による「王道」と「空白地帯」の特定
添付された競合記事のデータを分析し、SEOで勝つための「網羅すべき要素」と、差別化のための「未充足ニーズ」をリスト形式で出力してください。

## 1. 分析の視点
* **王道パターン(網羅性・守り)**: 
  上位記事が共通して解説している「検索意図を満たすために必須」の要素。
* **空白地帯(独自性・攻め)**: 
  既存記事の説明が浅い、または「正論すぎて実務では通用しない」点。読者が実行時に必ず躓く「泥臭いトラブル」や「不都合な真実」。

## 2. 分析結果リスト

### ■ 王道パターン(競合が満たしている共通情報)
* [要素1]: 具体的なトピック名
* [要素2]: 具体的なトピック名
* [要素3]: 具体的なトピック名
(※検索エンジンが「この記事はテーマを網羅している」と判断するために必要な要素を列挙)

### ■ 空白地帯(競合が満たせていない未充足ニーズ)
* [未充足1]: 読者が実践した際に必ず直面する「実行時の壁」
* [未充足2]: 専門家から見て「ネットの正論」が通用しないと感じる摩擦点
* [未充足3]: 既存記事では届かない「一歩先の専門的な知見」

## 3. 制約事項
* 箇条書き(リスト形式)で簡潔に出力すること。
* 「〜を記述してください」等の指示語は使わず、分析結果そのものを出力すること。
* AIによる解説や挨拶は一切不要。

競合記事をマークダウンやテキストファイルとしてまとめ、上記プロンプトとともに生成AI(Gemini、ChatGPT等)に投げかけます。

カスタムチャットボット(Gem、GPTs)として登録しておけば、競合記事のファイルを投げ込むだけで分析することも可能です。作り方については、以下の記事をご覧ください。

まとめ:読者に対して誠実であること

クライアントからもらった「AIで体験談を捏造しても良いのでは?」という疑問から始まり、「インフォメーション・ゲイン」や「ナレッジグラフ」といった技術的な裏側を整理してみることで、「読者に対する誠実さ」の重要性を再確認できました。

検索エンジンの歴史は、アルゴリズムの隙を突こうとする「ハック」との戦いの歴史でもあります。正直者が報われない時期もありましたし、今なおLLMO(AI検索最適化)を狙った新しいハック手法が次々と生まれている最中です。イタチごっこは終わりません。

その中には、以下のように「完全に黒」といえる邪悪なものもあります。

参考:When AI Recommends Scammers: New Attack Abuses LLM Indexing to Deliver Fake Support Numbers(AIが詐欺師を推薦するとき:LLMインデックスを悪用して偽のサポート番号を配信する新たな攻撃 )

ハックをするのも良いですが、それらを取り入れるかどうかの判断基準にぜひ加えて欲しいのが、「その施策は読者(お客さん)に誠実に向き合っているか」ということ。読者を欺く行為は、一時的に成果を上げたとしても、長期的には必ず企業の信頼を損なうマイナス資産となります。

これは最新のAI活用に限った話ではありません。「これまでもそうしてきたから」と実施している「上位記事をなぞるだけの網羅」という古いSEOテクニックも、独自の知見を伝えず読者の時間を奪おうとしているという点では、不誠実なハックと同じです。

結局のところ、検索エンジンという高度な知能を相手に「バレない嘘」を追求するよりも、自社にしかない誠実な経験(一次情報)をAIで整え、読者に届けること。そんな「SEO以外の活動を頑張る。そこで得た知見を公開する」という本質的なアプローチこそが、AI時代においても決して揺らぐことのない、最強のSEO対策になるのではないでしょうか。

ハック手法を集めてノウハウコレクターになるよりも、まずは「最近お客さんに質問されたこと」を振り返ってみましょう。

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屋嘉比 馨
ボーダーヘイズ・ジャパン代表
ウェブ解析士協会所属・ウェブ解析士。
ラジオ局、広告代理店などに勤務ののち、大手SIerのWebマーケティング担当に。主にオウンドメディア、広告運用にて営業リード・採用応募獲得に貢献。
2022年に独立し、ボーダーヘイズ・ジャパンを設立。
これまで100サイト以上の改善・計測環境構築に貢献した経験をもとにUdemy講師としても活動中。受講生4,600人以上、Udemy Business認定コースも含めベストセラーコース5本を抱える。

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